2019年のまとめ

はじめに

今回は仕事のお話です。バリバリ現場で働くことができるのは40代まで!なので40代は全力で駆け抜ける!と自分の中で宣言してからはや3年が経ちました。今年も自分なりに頑張ったと思います。会社の納会のあたりはヘロヘロだったからね。 というわけで、2019年最後のブログはマネージャーとして会社で何をやってきたのか振り返ってみようと思います。

自席でスマホが使えるようになった

うちの会社はよくあるセキュリティうんぬんの話で、開発者でありながら自席で自分のスマホを使うことができませんでした。カジュアルにアプリやWebサービスの話をするにしても廊下に出る必要があったのはとてもかっこ悪いなと思ってました。なので年のはじめから社内の会議で提案し、資料や制度を作ってなんとか権利を勝ち取ることに成功しました。 一度制度をきつく締め上げてしまうと、なかなか普通の状態に復帰させるのは難しいことがよく分かりました。 あと、いくら自分ひとりで頑張っても最後のひと押しをする人は必要で、その人を見極める能力って大事だなとも感じました。

会社で技術を磨くこと

会社で本を読んだり新しい技術を学習することについて、去年は「いいじゃんいいじゃん。やったれやったれ」と雑にOKを出していたんだけど、今年は一定の基準を設けることにしました。 それは「会社で働くということはつまりどういうことか?」という問いに自分の中で一定の結論に至ったからです。その結論とは「技術者は会社で自分の技術力を金に買えている」ということ。技術によりお客様の要望を叶え、その対価としてお金を頂いている。であれば、お金に変換できない技術は少なくとも会社では不要です。 ただ、将来を見据えて「こういう技術が必要なるからこういう理由で学習している」と言えるのであればウェルカムだし、みんなちゃんと言えるようになってほしいなと思ってます。

後輩への引き継ぎ

上に書いてる論理的に説明うんぬんと同じ話で、自分が携わった仕組みでなんでこういう仕組みになっているのかうまく説明できない業務がいくつかありました。そのせいで、うまく引き継ぎできずいつまでも私がズルズルと対応しているケースがあったので、まっとうにするべく努力しました。具体的に言うと

  • サブで使っているさくらVPSのOSをCentOS6系から7系にアップデート。デプロイスクリプトをinit.dからsystemdに一新
  • AmazonLinux2化を行いChefからAnsibleに構成管理ツールを移行(これはまだ途中だけど)

などが挙げられます。来年には一通りの業務はきれいな形にして引き継げそうです。

1on1

1年間続けてみたけど、合う人と合わない人がいるなとは感じてます。なので、自分の中でのベストプラクティスがまだ定まってない状態です。1on1をどういう場にするかは人によって微調整する必要があるのでこのあたりは2020年も探りながらベストを探っていく予定です。

アジャイル開発

新規開発の話が出てきたのでアジャイル開発に取り組むことにしました。お客さんありきの話ではなく自社サービスの話なのでプロダクトオーナーを社内に設定することができたのも採用理由としては大きいですし、他チームでアジャイル開発の経験があるメンバーがいるのも理由の一つです。 まだ2週間のスプリントを3回しか回してないので偉そうなことは言えませんが、スプリント計画会議はとても良いと思ってて手応えを感じてます。開発者はスプリント内での計画立案に責任を持つし、マネージャーはそれを達成させるために邪魔が入らないよう最大限協力する。このため、適度な緊張感が生じてチームが引き締まったと思います。 あとバーダウンチャートは残りのユーザーストーリをどれだけ実現できるか、つまり文字通り焼き尽くすことができるのかひと目で分かるのでとても良いですね。見ると気持ちがとても落ち着きます。

2020年は

チームの独立性を高めていきたいと思ってます。これは社内で孤立したいわけではなく「うちはこういうチームです」と言えるように個々のメンバーの力を見極めて最適化を進めていきたいという意味です。 あとは採用活動にも顔を出していきたいと考えてます。

最後になりましたが今年は id:Soudai さんをはじめ、社外の方々に色々相談に乗っていただき大変ありがたかったです。この場を借りてお礼申し上げます。