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[勉強会] オープンセミナー2012@岡山に参加してきた

年に1回、岡山で開かれる大イベント「オープンセミナー」に行って来ました。今年は季節の割に涼しく快適に1日を過ごすことができました。

チャットワークのAWS,GAE活用事例(藤原 吉規氏)

チャットワークで使用しているバックグラウンドのシステムを紹介。業務で作成しているWebシステムがファイルのアップロード/ダウンロードを行う処理が含んでおりAmazonS3に移行したほうがいいなーと感じた次第。

RubyRailsにまつわるエトセトラ(山口 真央氏)

岡山が誇るRails企業のクレオフーガ。その中の技術部長が語るRubyRailsの紹介。非常によくまとまってて、@gutch_jp はうまいなぁと感じました。こんどスライド、パクらせてね。

Kinect for Windows SDK」で遊んでみた。(藤原 恵美子氏)

弊社のWIndows系エンジニアの発表。Kinectのデモがふんだんに取り入れたれており見応え充分でした。教室の外で行われていたデモブースも盛況だったようです。Kinectは三角形のものを「人」と認識するらしいのですが、まさかあんなポーズでデモを行うとは... びっくりでした。

NFC(近距離無線通信)とクラウド上の音楽のストリーミング再生について(寺園 聖文氏)

Android端末内にストリーミング用のサーバーを立ててNFCで他のAndroidにアドレスを送り音楽を再生させるという面白いデモ。NFCでデータ本体をやり取りしないところがミソだなぁと感じました。iPhoneユーザーとしてなんでもアリアリすぎるAndroidはあまり好きじゃないのですが、NFCは新しい可能性を感じさせてくれますね。時期iPhoneNFCを搭載するという噂もありますし今後が楽しみです。

この先生きのこるためには(和田 卓人氏)

t-wadaの日記」の和田さんのお話。私自身、1年前に転職し理想の開発環境を作るべく、Railsとその上で動作するテストに取り組んできましたが、どのお話も「うんうん」とうなずく内容ばかり。特に気になったワードは次の通り。

大人げないMatz

技術者として生き残るためには新しいことを学び続けなければならない。そのためには若い人から話を聞き、技術を教えてもらわなければならない。

技術は振り子

中央集中から分散、そして集中型へ... 時として技術は振り子のように昔のスタイルに戻ってくることがある。そんなとき「あー、昔はオレもやったよね。」と理解したふうになるのではなく、前回と何が違うのかということを的確に捉える必要がある。振り子のように見えて、実は少しレイヤーが違うらせん構造のようなものである。

アウトプットする

blogへ書いたり、オープンソースプロジェクトへの参加は数学の証明とは異なる。誰かがやったとかは関係ない。自分で学んだことは自分の言葉でアウトプットすれば良い。
→自分自身、勉強会の発表を通してより深く調査することはよくある。

セルフブランディング

実力を虚飾することではなく、実力を価値ある状態にすること。
→そのためにはGitHubを最新の状態にしておくとか、勉強会の発表内容をまとめておくとかオープンソースの開発プロジェクトに参加するとかが必要だと感じた。

オープンソース?それっておいしいの? - オープンソースでご飯を食べ続ける話(小飼 弾氏)

小飼弾のアルファギークに逢いたい♥」の小飼 弾氏のお話。今回のセミナーで一番楽しみにしていたけど、話の内容が難しすぎて(メタ過ぎて?)正直良く分かりませんでした。気になったワードは次の通り。

オープンソースのサポートで利益を得るモデル

成功したのはRedHat社ぐらい。オープンソースプロジェクトのサポートで食いつなぐのは難しい。

Freeのコード、Freeのdataはたくさんある

googleAdsenseという価値を生み出した。
→Freeのデータを使用したところがミソかな。

steve jobsのConnecting the dotsの話

2005年6月12日のスタンフォード大学の演説の一部「点と線」の話しをオープンソースに当てはめると... という話。
オープンソースは点である。点を線で結ぶ。点を打っている状態ではどうつながるかわからない。

点はなるべく簡単に入手できたほうがいい。点は非公開にするほうが手間である。値段をつけるのは手間であり、リスクである。お金を取ると瑕疵担保責任から逃れることが難しくなる。点と点を結びつくして、最後のところまで行くとお金が取れる
1.アルファベットはタダ
2.単語もタダ
3.つなげてつなげてハリーポッターを書くとお金になる

小飼 弾 氏の話で考えたこと

ここからは私の疑問点というか考えたこと。
私は点を作るのは好きだけど、先で繋いでお金儲けに結びつけるのは苦手という自己認識はある。懇親会で弾氏に「点しか作れない人は結局お金儲けはできないのか?」という質問をしたら「線を引いてくれる人について行くというテもあるよ」と教えてくれた。なるほど。でも、結局線を引く人は点を作る必要はないわけで、オープンソース開発者単体では利益を出すことができないのかな。
ただ、和田氏の発表と結びつけると、趣味で行なっているオープンソース開発をセルフブランディングに結びつけ、そして線を引く人に売り込むというのが一番現実的なんじゃなかろうか、とも思う。

以上です。