メガネを買って大興奮でござるの巻

10代のころからPCの画面は見続けてたんだけど、全然近眼にもならなかったし、「私はこのまま老眼までメガネのお世話になることはないな」と思ってました。

しかし、30歳を超えたあたりから、視力がだんだん落ちてきて、最近ではエディタのフォントサイズを大きくする始末。夜の運転も怖いし泣く泣くメガネを買いに行くことにしました。

お店はアルク大安寺店。友人が安いと勧めてくれたお店です。店内はカップルだらけ。えー、メガネって仕方なくがっかりした気分で買いに行くもんでしょ?そんなデートがてら行くところじゃないでしょ?と思いつつ、お店の人に「初めてメガネを選ぶんだけど、さっぱりわかりません。教えてください!」とお願いしました。

私は初めてのメガネなんで初心者向けで無難なのをとお願いしたんですが、「考えが古いですねぇ。今は目が悪くなくても、人に自分を印象づけるためにメガネを選ぶ時代ですよ。営業マンが成績のために伊達メガネをかけてることも少なくないです。」と色々説明してくれました。

いくつか見繕ってくれた中で選択したのはスリムなi-Athleteというモデル。フレームの形がはっきりしてて、人に強い印象をあたえるのが最近のはやりらしいですが、メガネを掛けてる自分というのが想像できないというか、なんか恥ずかしいのもあって、シンプルで軽量なタイプを選びました。

「これって最初のメガネとしてはどうなんですかね?」「正直にいうと2つ目、3つ目に選択するモデルかもしれません。でも、メガネに初心者向けも1つ目も無いです。つけ心地が大切ですよ。」ということでフレームは決定!

次に視力の測定です。視力検査みたいにCマークの切れ目を答えるのかと思ったらすべてオートマチック!機械を覗き込んで奥に見える絵を見つめるだけ。何も答える必要はありませんでした。
「近視は全く無いです。むしろ若干遠視です。」「え?じゃ、老眼?」「いえ、乱視ですね。」
乱れてました!!
話を聞くと眼の表面にシワが寄ったような状態になって光が拡散しているそうです。
確かに近く、遠くに関わらず見え辛くなっていたような気がします。
測定用のメガネを掛けさせてもらうと恐ろしくクリアな世界が!よく話には聞きますけど感動しました。
その場で色々お話を伺うことができました。以下要点。

  • 乱視のみの場合は目を細めてもよく見えるわけじゃない。
  • 乱視は遺伝的な要因が大きい。
  • 目が見づらい状態は常に緊張状態になっていて、頭痛や肩こりの原因になる。メガネは体をリラックスさせる効果もある。
  • 乱視の人は乱れた状態を脳内で補完している。なので、メガネで矯正すると、まれに床が斜めに見えたりする。これはじきになれる。
  • 近眼の人にはPCを使うときは外すように言う場合もある。でも、乱視の場合はつけっぱなしでもいい。

最後に目と目の距離を測定(これも機械でオートマチック)して、出来上がりを待つこと20分で完成!

コミコミ18,900円で初めてのメガネが完成しました。
お店の人によくお礼を言って、帰りの運転で使ってみると「感動」の一言。
世界はこんなにも美しかったのかと。
信号やパチンコ屋ディスプレイのLEDのつぶつぶが見えるのは何年ぶりだろうかと。
すべての輪郭がまるでシャープネスをかけたようにはっきりしています。

部屋に帰ってPCのディスプレイを見てまた感激!ドットの一つ一つがすごくくっきりしている!
ここ数年でこんなに感動したのは初めてかもしれません。
心配していた目の疲れや頭痛もほとんど無くただただ快適。

最近目が悪くなったなーと思っている人は意地にならず早めにメガネを買ったほうがいいです。
あと、メガネを選ぶのってちょっと楽しいですね。
それからアルク大安寺店のお店の人。ほんとーにありがとうございました。大満足の買い物でした♪