まつもとゆきひろ氏に会ってきた

ちょっと書くのが遅れてしまった。
10月9日に山陽新聞社・さん太ホールで開催された岡山情報化セミナーのプレイベント(?)的な感じで、rubyの作者まつもとゆきひろさんを囲む会が岡山市内で開催されたので参加してきました。
内容は20人ほど県内の技術者があつまっての飲み会という感じ。

まつもとさんはすごく気さくな方でいろいろ面白い話が聞けました。
気になったお話はこんな感じ。

ruby1.9のリリースは2008年12月ごろの予定
・他の言語のソースを見てて機能に不満があっても直すことはできないが、自分が作った言語なら直せてしまう。
rubyは速度よりも柔軟さを優先。(構文に規制を加えると速度がUPする箇所もあるが、あえて規制は加えない)
rubyは配列でもpushとpopが使用できスタックとして機能する。人によっては「それはクラスの役割分担が違う」
 とか言う人がいるけど、便利だからいいじゃん。

ほかの技術者の方からも活発な意見が出て非常にためになりました。


翌日のセミナーのお話はrubyを中心としたオープンソースのお話。
プレゼン資料はいわゆる高橋メソッドのように文字は大きすぎないけど、テキストオンリーでシンプルな作りだった。やはり画面に映し出す資料は最小限でトークで魅せるっていうスタイルが僕は好きだな。

2日間お話を聞いて、まつもとさんは「railsでしかrubyを使わないユーザー」ってどう思ってるんだろう?と気になった。
2日目のプレゼンでも
ruby知らない人
rubyの名前だけ知ってる人
railsで使ったことがある人
と3つに分類してたので。

僕も身の回りの処理でruby単体でできそうなことをちょっと考えてみようかな。